美肌3ステップ:「肌=皮」油でお手入れ!

普段から乳液を使ってますか?

案外美容液ですませて、乳液やクリームは使わない人が多いようです。でも美容液より、乳液やクリームがスキンケアでは重要です。肌表面は死んだ角質細胞で被われていて、角質層は「皮」です。皮は水で固くなり脂で柔らかくなる性質があり、クリームを使わないで美容液だけだすませると、肌が固くなり肌荒れや小じわの原因、メイクのりが悪くなる元になります。

美容液と乳液の違い
美容液は化粧水の補助液として生まれました。今は乳液の代用として使っている人が多いかも知れませんが、美容液は、どんなに優れていても化粧水の補助品で、「乳液の代用にはなりません」肌の最終スキンケアは脂分で肌表面を滑らかにして保護することにあります。

クリームと乳液の違い
元々肌の脂分ケアはクリームでしたが、ベタつき感から乳液が生まれました。乳液の優れている点はメイクの下地効果です。メイク前のクリームだとメイクよれがおこりますが、乳液はメイク塗りを良くします。 使い分けとしては夜にクリーム、朝に乳液が理想的です。

美容効果を高める乳液マッサージ

ただ付けただけではベタつきが残るだけで、使い心地を考えると美容液だけが良く感じます。でも効果的な使い方をする事にメリットがあります。メイク前、夜のケアに乳液マッサージをすることで、肌の血流とリンパの流れが良くなり、肌表面が滑らかになります。配合成分ではなく肌本来の機能を正常化する事で美容効果が何倍にも高まります。

  • 余分な角質を取り去り、肌を滑らかにする
  • 肌の血行を良くし、くすみをおさえる
  • リンパの流れを改善し、むくみを取る

乳液、クリームのマッサージ手順

マッサージは「メンドクサイし時間がない」と思うでしょうが、よく乳液塗布の手順を目にすると思います。これは私流の推奨手順でツボさえ押さえれば、とても単純です。毎日行う事で効果が目に見えて現れてきます。
  1. 推奨使用量より少し多く使いのばす(十円硬貨大)
  2. こめかみ、耳の後ろ、うなじ、鎖骨の下を指の腹でさする。
  3. 細かい円を描きながらザラつく個所を滑らかにする。
  4. こめかみ、眉の下、ほほ骨の下を指先でほぐす。
  5. 顔の中央から顔側面に手のひら全体を使って広げる。
  6. 側面、フェイスラインのクリームを首までのばす。
  7. 最後にテッシュオフで余分なクリームをおさえます。
※必ず2ステップの化粧水でたっぷりぬれた状態から行う事
※肌のすべりが悪くなったらやめ時です。約2分以内にしてください

ニキビこそ乳液。

水と比べて脂は毛穴から肌に浸透しやすい性質があります。「ニキビにクリームはNG」のイメージがありますが、実はニキビはこそ乳液は使って下さい。ニキビは皮脂の固まりが毛穴に詰まった状態です。化粧水だけだと皮脂はよけいに固くなります。乳液で皮脂の固まりを溶かす事でニキビを解消できるのです。

これまで3ステップを紹介しました。大切なのは美容成分に惑わされないで、肌本来の働きを取り戻す事が重要です。各ブランドメーカーが日々リサーチと開発努力を重ねていますし、日々化粧品は進化しています。私たちに大切な事は、手抜きが出来る化粧品を選ぶ事ではなく、肌を美しく保てる化粧品を効果的に使う事です。化粧品のブランドは洋服のブランドと同じ、自分のこだわりとセンスで自由に選んで下さい。心の満足度も実はメイク美人度に直結しているのです。

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